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32:名無しさん@カバ好き 3/31 4:15:00
(1) 基本は「順張り」と「損切り」である。それを励行している投資家は利益を得ている。
(2) 従来は逆張り型投資家であった人の中には、それまでの逆張りをやめて、
順張りに転向しようと努力しているが、時には以前の悪い癖で「ナンピン買い」に走り、
十分な成果を得ていない人もいる。
(3) もっとヒドイ例ではバブル前からの約20年経過した現在までにおいて株式投資を
行っていた人々が年令的理由なのか、投資資金の枯渇からなのか、市場から姿を消していかれる例は多い様だ。
(4) 「相場で儲けるには、どうすれば良いか」に対しては「安く買って高く売る」とごく当然らしい回答が返ってくるが、
これまで資産をなくした人々は、相場が移動平均線を割って下がってくると「安くなった、買い場だ」と新規買いや
ナンピン買い実行する。これはタマにうまく行くこともあるが、タイガイは損失に至る。こんな方法で
利益を上げている人は私(新井氏)は知らない。
つまり、そんな事で利益を上げている人は人はいないと云うことだ。
(5) 現実には簡単なことでチャートブックを見れば損切りが妥当と思っても、損切り手仕舞いに踏み切らない人が多すぎる。
勝ち組は損切りしているのに負け組はそれをしない。そうならいつまでも負け組から抜け出せないだろう。
(6) 相場のやり方に「これが完璧」と云うものはない。ダマシにあう事も当たり前。
そのダマシにあって損切り手仕舞いしないのも、移動平均線を割り込んだ時点で「これはダマシ」だと勝手に判断し、
損切りしなかった為に資産が減少するのは自分の問題だ。
上記(1)〜(6)の新井氏の主旨は全面的に正しいもので、基本原則は当サイト・波動法と同じである。
上記(4)の「安く買って高く売る」の理解が多くの投資家は逆張りで安いところを買えば良いと錯覚している様だ。
それなら、買いの手仕舞い位置と逆張り買い位置が同じ位置になってしまう事になる。
(5)において「損切り手仕舞い」すれば勝ち組みに入れないとの錯覚か、決断の遅さか、
ハタマタ「そのうちどうにかなる」などの楽観であろうか。
どうあれ、損切り後に大きく下げないケースであっても、低迷相場に付き合う事になるのは避ける必要がある。
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